社会人ならではの留学スタイルをまとめました

「学生時代から留学にはずっと興味があったけど、実現しないまま社会人に。いつか、まとまった時間がとれたら…」と夢を心の中にしまい込んでいませんか?
「留学の夢」を叶えるのは社会人になってからでも遅くはありません。むしろ社会人のほうが、有意義な留学経験ができるケースが多いのです。

学生の留学では、「英語を話せるようになりたい」「海外の友人をたくさんつくりたい」「海外のいろんなところを旅行してみたい」など、目的が漠然としてしまう場合があります。対して社会人の留学は、「MBAを取得するためにアメリカの大学に留学したい」「ハワイで英語を学びながらサーフィンを体験してみたい」など、留学の目的を具体化できる人が多いのが特徴です。

 目的が具体的な分、留学方法の選択肢も幅広いことが、社会人留学の魅力。今回は、社会人の留学をスタイル別にまとめてみましたのでプランを立てる際の参考にしてください。

社会人ができる留学とは?

社会人の留学は、主に3つのスタイルに分けられます。

1つめは「キャリア直結型」。キャリアアップを目的とした留学で、外国の大学や大学院などに入学してさまざまな専門性を身につけるスタイルです。着実なスキルアップが見込めますが、予算がかさんだり期間が長くなるケースが多いため、帰国後を見据えた留学プランを考えることがポイントとなります。

・大学・大学院留学
・インターンシップ
・専門留学

2つめは「短期留学型」。1週間~数ヶ月ほどの短期間だけ海外に滞在し、語学の勉強や異文化体験を楽しむスタイルです。

・短期語学留学
・語学プラスα留学
・海外ボランティア

 3つめは「ワーキングホリデー型」。ワーキングホリデービザで渡航し、海外で働きながら語学力の向上やスキルアップを目指す留学スタイルです。ビザの申請に年齢制限がありますが、収入を得ながら海外生活を楽しみたい人におすすめといえます。

・ワーキングホリデー(観光、就学、就労が可能)

いずれの留学スタイルも、「語学力を磨ける」「自分のやりたいことにチャレンジできる」などのメリットがあり、今後の人生の選択肢を広げるところが魅力です。さまざまなスキルが身につくのはもちろんですが、異文化の中でしっかりと生きていく自分の姿に勇気づけられることも。積極性や自信をつけたい人にもおすすめです。

語学に加えて好きなことも学べるオススメ留学スタイルは?

上記の3つのスタイルのうち、「語学を学びながらちょっとだけ自分磨きをしたい 」という人におすすめなのが「語学プラスα留学」です。滞在期間が1週間~数ヶ月単位と短いものもあるため、有給休暇や転職前の余暇を使って語学力をアップさせたい人にもぴったりのスタイルといえます。

どんなことが体験できる?語学+αの具体例

「語学プラスα留学」では現地での語学研修に加えて、さまざまなアクティビティを体験することができます。  

特に人気なのは、ヨガ、スキューバダイビング、ダンス、ジュエリー制作といった本場ならではのアクティビティです。自分がやりたいことにあわせてニューヨークでダンスを学んだり、ハワイでヨガプログラムに参加したりと、まさに現地ならではの体験を楽しむことができます。また、クラスでの交流を通して、他の国からきた外国人の友達ができることも珍しくありません。現地で友達ができれば、留学中の息抜きもより楽しくなります。「もっとこの人たちと話したい」という気持ちは、語学を磨くうえで大きなモチベーションにもつながりますよ。

留学にはどのような準備が必要?社会人留学のQ&A

海外留学には、主に4つの準備が必要です。ひとつは自己分析。どんな国で何をしたいのか、どんなスキルを磨きたいのかといった自分の目的を洗い出します。ふたつ目は学校やプログラム選び。希望の留学先で実施されているプログラムや人気の語学学校、大学などをチェックして、留学プランを練っていきます。次に、諸手続。実際に学校などに問いあわせて、入学手続きをおこないます。もし自分ひとりで手続きをするのが難しい場合は、留学エージェントや経験者の手を借りるのもひとつの方法です。

最後に、渡航準備。現地に持っていく荷物や貴重品をまとめ、滞在先の手配もおこないます。海外の医療費は高額になるため、海外留学の保険に加入しておくことも大切です。ホームステイをする場合は、ホストファミリーへのお土産も忘れずに。

英語の勉強はいつから始めるべき?


「留学したい!」と決めたら、一日も早く英会話の勉強を始めましょう。何から始めればいいのかわからない、という人にはTOEIC SW(Speaking & Writing)やTOEFL対策用の勉強もおすすめです。留学前に語学力の下地をつくっておけば、留学中の時間をフル活用してリフレッシュや語学力アップに集中できるだけでなく、「どこを見ても英語だらけ」という新しい環境にも慣れやすくなります。また、留学前の語学力をしっかり自覚できるところも嬉しいメリット。留学後の自分とぜひ比べてみてくださいね。

留学にかかる費用は?

短期留学であれば30万円~100万円前後、長期留学であれば300万円~500万円前後が目安です。留学先や期間によって価格は変動するので、留学プランを立てたら早めに費用の見積もりをするようにしましょう。

まとめ

海外留学は、語学力アップのほか、さまざまなスキルを磨くことができます。ただし、無計画のままに留学をしてしまうと「行っただけ」になってしまう可能性も。特に帰国後は、周りから「留学までして英語を学んだ人」と期待されることも多いため、人によっては「どうしてもっと勉強しなかったんだろう?」と後悔することも。後悔しない留学をするためには、事前の目標設定とプランニングがポイントになります。 留学経験者や留学カウンセラーのアドバイスを受けながら、自分にぴったりのプランを探してみてくださいね。

社会人ならではの留学スタイルをまとめました
ALLY

この記事を書いた人

ALLY
前の記事
英会話 | 英会話するなら朝活がいいって本当?その理由とおすすめサークル&スクール
次の記事
英会話 | 今すぐ使える!かっこいい英語のフレーズ9選

話題のキーワード

Ranking

ランキング

Ally's Pick

New

新着記事

  • おもてなし英会話