海外アーティスト好き必見。実感した洋楽をつかった英語学習のメリット4つ 。
好きな洋楽、それもできれば好きな海外アーティストの曲をきいて英語力がアップするとしたら、お得感がありますよね。
私自身、No Music No Lifeなタイプなので、洋楽をきいて英語力をアップできたらと、自分なりに工夫してきました。
いろいろ試した中で一番効果があった方法が、実は「第二言語圏習得学(Second Language Acquisition)」という研究分野の権威が推奨していたんです。第二言語圏習得学というと、なにやらむずかしそうですが、簡単にいうと語学習得のために必要なセオリーの研究分野。
なので、ちょっと自信を持って、経験から感じた洋楽学習のメリット4つとただの聞き流しにしないためのちょっとしたコツを、ご紹介したいと思います。
洋楽学習のメリットを知る前に、一番大事なこと
洋楽のきき方を工夫することで、リスニング力、発音、ボキャブラリー強化につながるのは確かだなと感じています。が、英語学習に最適な曲と情報サイトがすすめていたからと、全然好きじゃない曲をきく。実は、これはあまりお勧めできません。
自分が興味のある情報に接し、「これを知りたい!」という状態になった時に、学習効果が最も高まります。これは、みなさんも実感したことがあるのではないでしょうか。英語力アップの基本として、好きなアーティストや好きなジャンルの洋楽で脳を飽きさせないようにするのが大事。これが大前提です。
洋楽を使った英語学習の4つのメリットはこれ
- 楽しんで洋楽聴くことで、英語に対する抵抗感がなくなった
- 英語の音に自然と耳を慣らすことができた
- 英語のリスニング力が予想以上にアップした
- ネイティブ英語の自然な発音に慣れることができた
これが、自身も実感した洋楽を学習に使うメリット4つになります。好きなアーティストの曲や、好きなジャンルの洋楽であったことがとても大きかったと思います。ですが、ただの聞き流しはいけません。聞き取れた英単語を書きだして、あとから歌詞カードで答え合わせをするなど、英語をインプットする努力をしましょう。
はじめから、全部ききとってやろうなんて気負いはいりません。1回目は、目標10個の英単語聞き取り!なんてレベルからでも十分だと思います。繰り返していくことで、身についていきます。語学習得をすることを目的に、工夫して洋楽を聞くことが大事です。
そして、なんといってもアウトプット。脳科学分野からのエピソードになりますが、人の脳は自分で発音できない音は雑音として処理するようにプログラミングされているとも言われています。このことからか、まずは発音をしっかりマスターすることを勧める英語の教育者も多いです。単語の発音を意識しながらお気に入りの洋楽をマネて歌ってみることは、発音上達につながります。
- 学習方法をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事から。
「英語学習に洋楽をつかうメリット」まとめ
英語の音が自分でも再現できるようになって、そしてネイティブの発音に近づくと、英語として聞き取れる音が増えてリスニング力がアップする。実体験として、こういった効果が好きな洋楽をつかった学習に期待できます。
発音をまねるなんてレベルじゃない、という方は、洋楽を使って英単語を覚えるレベルからはじめてみましょう。好きな洋楽に使われていたというだけで、英単語が頭に入りやすいものです。慣れてきたら、「発音をまねる」「アウトプットする」学習にステップアップしましょう。
洋楽を英語学習に使うときの大事なポイントは、英語の勉強が楽しくなるということです。極論をいってしまえば、楽しく英語を学ぶを意識すれば、洋楽にこだわる必要もありません。自分の脳を楽しませる工夫を英語学習に取り入れてくださいね。