日本人に人気の海外移住先ランキング

世界にはたくさんの魅力的な国や地域があり、「海外に移住したい」とお考えの方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、日本人に人気を集めている海外移住先ランキングをご紹介します。

ランクインした国がなぜ人気なのか、また移住先を選ぶ際の注意点もまとめてみましたので、移住を考えているけれど、どんな情報収集をすればよいかわからない方はぜひチェックしてください。また、「何となく素敵だからあの国に移住してみたいな」と考えている人は、その夢を形にするためにも、情報収集をはじめてみませんか?

海外移住を考えている人だけではなく、「海外留学や移住に興味があるけれども今すぐは考えていない」人もぜひ読んでみてください!魅力的な国やあなたにぴったりの移住先が見つかるかもしれません。

20代に人気の海外の移住先

株式会社DeNAトラベルが、2016年2月29日に発表した、「海外移住に関する調査」によると、10代~50代にはハワイ・グアムを含むアメリカで、60代にはタイやマレーシアなどのアジア諸国が人気を集めているそうです。
10代~20代の方が単身で海外に移住する際のランキングは次のようになっています。

・1位:アメリカ
・2位:オーストラリア
・3位:カナダ
・4位:イギリス
・5位:シンガポール

参考:DeNAトラベル

日本でも良く聞く、親しみのある国が多くランクインしました。これらの国は、どんな理由で人気を集めているのでしょうか。

ランクインした移住先が人気を集めている理由

先ほどのランキングを参考に、各国の「人気の理由」をご紹介します。

1位:アメリカ
海外旅行先としても人気を集めているアメリカは、ビジネス面で勉強になりそうというイメージや英語習得目的の移住先としても人気を集めました。また、ハワイやグアムといったリゾート地に移住を希望する方も多く見受けられます。
グローバルなビジネスの中心というだけではなく、世界屈指のエンターテインメントを楽しむことができるアメリカ。しっかりと仕事に取り組みながら、プライベートを楽しむことができる国として人気です。

2位:オーストラリア
国立公園を550ヵ所も擁するオーストラリアは、大自然の魅力に触れることができる国です。気候は住むエリアによりますが、国内のほとんどに四季があります。
国土は日本の20倍の広さをもちながら、人口は日本の1/5と少なく、経済的に豊かでありながら、ゆったりと暮らすことができるのが魅力です。
オーストラリアは公用語が英語で、アメリカ・中国に次いで日本人在留者が多い国です。各地に日本人のコミュニティがあり、多彩な活動をしているのも嬉しいポイントといえます。

3位:カナダ
オーストラリア同様に豊かな自然に囲まれたカナダ。特に冬季の山は美しく、アウトドアのアクティビティが豊富にあるのも魅力のひとつ。
カナダ有数の都市であるカルガリー、トロント、バンクーバーなどは、大都会でありながら、近くに山脈があったり、広大な湖があったり、街中に緑が溢れていたりと、都市と自然が共存してるところが世界的にも注目されていて、英誌エコノミストの「世界で最も住みやすい都市のランキング」でも常に上位にランクインしています。
教育に熱心で福祉に厚く、夜間の外出に注意すれば治安は良いのも嬉しいポイント。インフラも充実しており、暮らしやすいエリアが多くあります。

4位:イギリス
ロンドンやオックッスフォード、ケンブリッジなど、名だたる観光名所を擁するイギリス。イギリスは国内だけではなく、EU内の各国にアクセスが良いので、ビジネスやプライベートでのお出かけにも便利です。
ファッション・文化の発信地であり、有名な美術館や博物館の多くは無料で見学が可能。6ヵ月以上イギリスに合法的に滞在することができるビザがあれば、外国人でも国民保健サービス(NHS)に加入することができ、診察代が無料になります。
伝統を重んじる国柄で、古き良き街並みの美しさも人気の理由です。

5位:シンガポール
目覚ましい発展を遂げるシンガポールがアジア圏で唯一ランクイン。中国系、マレー系、インド系国民を主とする多民族国家です。公用語はマレー語、中国語、タミル語、英語の4言語で、英語圏に移住したい方にも人気を集めています。国民の生活水準が非常に高く、日本よりもインフラが整備されているのも魅力のひとつ。
治安が良く、教育水準も高いので教育移住先としても人気です。相続税や贈与税がないのも嬉しいポイントといえます。

参考:
外務省「世界いろいろ雑学ランキング」
オーストラリア政府観光局
世界の人口密度ランキング

移住先を選ぶときの注意点

移住先を選ぶときに気を付けたい点をご紹介します。

治安
第一に注意したいのが治安です。日本では女性や子供がひとりで歩いていても、問題が起きることは少ないですが、国や地域によって治安が異なります。
外務省の海外安全ホームページに、国や地域別の海外安全情報が掲載されていますので、チェックしてくださいね。

 

生活費
滞在中どのくらいの生活費がかかるのかをしっかりと計算しておきましょう。この時注意したいのが、「物価の上昇率」です。特に新興国の場合、去年・一昨年と比較して、物価が上昇しているようなら、今後も上昇をする確率が高いといえます。
突発的なことに対応することができるよう、今現在の平均的な生活費をベースにして資金計画をたてるのではなく、物価の上昇に対応できるようゆとりを持った資金計画をたてましょう。
このほかにも、ビザや永住権そして仕事に文化・風習など、多彩な観点で比較・検討をしてくださいね。

医療
日本のように国民皆保険制度を導入している国は珍しく、ちょっとしたケガや手術でも、驚くほど高額な医療費が掛かってしまうことがあります。医療制度や保険については、移住を決める前にしっかりと確認をしておきましょう。

まとめ

日本で人気を集めている移住先の人気の理由と、注意したいポイントをご紹介しましたがいかがでしたか?

移住先を選ぶ際には、思い付きやイメージではなく、自分に合う場所かどうかをしっかりと比較検討することが重要です。移住前に長期滞在などで試して、イメージの差異がないかしっかりと確認してから選びましょう。

そして、挨拶や日常会話を日本で習得しておくことで、職場や住んだ地域のコミュニティなどで孤立を防ぐことができるようになります。簡単なコミュニケーションを公用語で行うことができるよう準備を心がけてくださいね。

日本人に人気の海外移住先ランキング
ALLY

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