恋と仕事に効く名言・格言フレーズ集!マリリンモンロー編~スキャンダルは、恋と仕事の隠し味~
毎日英語の勉強だけできたらいいのに…。そんなふうに思う人も多いのではないでしょうか。仕事や家事に追われていると、ついつい英語のほうがおろそかになってしまうこともあるでしょう。そんなとき、仕事やプライベートでの悩みが垣間見られる名言はいかがですか?
今回は、セクシー女優として、そして当時の米国大統領との不倫スキャンダルでも有名なマリリン・モンロー(Marilyn Monroe、1926年6月1日 - 1962年8月5日)の名言からご紹介します。
美しい金髪、真っ赤な口紅、そして口元のほくろ…セクシー女優の代名詞として今も語り継がれているマリリン・モンロー。彼女の魅惑的な歩き方は「モンロー・ウォーク」と呼ばれ、世の男性たちを虜にしました。
マリリンは第二次世界大戦中、工場で働いていたところを撮られた写真がきっかけとなって、ハリウッド女優への切符を手にしました。「ナイアガラ」「紳士は金髪がお好き」「百万長者と結婚する方法」といった映画で一躍トップスターへとのぼりつめたものの、その華々しいシンデレラ・ストーリーの裏では薬物依存や鬱病に苦しみ続けたようです。
そんな、成功とは何か、女性としての幸せとは何か…といったことを考えさせてくれるマリリンの名言を、英語原文でピックアップしました。
人間関係に疲れたら…
I restore myself when I’m alone.
(一人になれた時、自分をとりもどせるの)
Dogs never bite me. Just humans.
(犬は決して私に噛みつきません。裏切るのは人間だけです)
仕事や趣味を頑張れば頑張るほど、たくさんの人たちと交流するようになります。そんな賑やかな日々は充実感を与えてくれますが、誤解が生じたり、意見をぶつけ合ったりして、「もう嫌だ!」と泣きたくなることもあるでしょう。時には、裏切られることも…。そんなときは、おそれずに一人の時間をとるのもひとつの方法です。
仕事で思うように評価されなくて不満を感じたとき
Hollywood is a place where they’ll pay you a thousand dollars for a kiss and fifty cents for your soul.
(ハリウッドは、キスには10万円を払ってくれるけど、人間性には1銭も払ってくれないところです)
何本もの映画に出演し、女優として富も名声も手にしたマリリンですが、実はその裏で、「頭の悪い金髪女性」という役柄のオファーしかこないことに不満を抱いていました。また、出演料がなかなか自分の望む額にまで達しなかったことも鬱屈を抱えていたようです。
仕事とプライベートの両立に悩んだときは
A career is wonderful, but you can’t curl up with it on a cold night.
(キャリアって素晴らしい。でも寒い夜にそれに寄り添うことはできないわ)
マリリンが女優として成功を収めたのは紛れもない事実です。それでも、仕事の充実はプライベートまで満たしてくれるわけではなかったのでしょう。3回の結婚と離婚を繰り返したマリリンの苦悩がうかがえる名言です。
男性社会のルールにうんざりしたら
I don’t mind living in a man’s world as long as I can be a woman in it.
(「男社会」なんて気にしない。ただし女でいられるならね)
Everyone’s a star and deserves the right to twinkle.
(誰もがスターなのよ。みんな輝く権利を持っている)
男女平等とはいうものの、仕事となるとやはり男社会の見えないルールがあり、ストレスを抱える女性は多いのではないでしょうか。ですが、愚痴を言っても、喧嘩腰になっても仕方ありません。それよりも、女性らしいしなやかさで乗り越えましょう。男社会の典型ともいえる当時のハリウッドで「セクシー女優」としての立場を確率したマリリンでなければ言えない名言ですね。
まとめ
いかがでしたか? 堂々と「女」を武器にしてのし上がってきたというマリリンのイメージが、これらの名言を知ると、少し変わるのではないでしょうか。このように、マリリンの名言には実は、「女性としての苦悩」と「女性としての喜び」という相反するものが多くあるのです。英語習得に向けて頑張っている大人女子たちが共感できるこれらの名言も、ほとんどが中学生レベルの単語や文法で理解できるのですから、日々の学習にも希望がもてますね。