恋と仕事に効く名言・格言フレーズ集！ココ・シャネル編～孤児院育ちの少女から、ファッション界の革命家へ～

2018.02.14 WED

英語を習得して、女性としてどんな雰囲気をまといたいか…そんなことを考えながら名言のフレーズを覚えると、望む未来のイメージが鮮明になるでしょう。たとえば、強くしなやかな女性像はいかがですか？

今回は、ラグジュアリー・ブランドの代表格「シャネル」を創業した、20世紀を代表するファッションデザイナー、ココ・シャネル（Coco Chanel、1883年8月19日 - 1971年1月10日）の名言からご紹介します。

全世界で知られるファッションブランド「シャネル」の創業者であるココ・シャネル。女性ながらビジネス社交界で活躍した華々しいイメージが強いですが、実は幼い頃に両親と別れ、孤児院や修道院で育ったという経歴の持ち主です。また、第二次世界大戦中にドイツ軍関係者の愛人となったりスパイ行為をしたりしたことで、非難を浴び、終戦後は母国フランスにいられなかった時期もあるという、波瀾万丈の人生を送った人物でもあります。

そんなココ・シャネルの名言は、人から何と言われようと自分の人生を生きようとした女性の強さがあふれています。毎日を充実させたいと頑張りながらも、時にくじけそうになったときに自分を励ませる…そんな英語原文の名言をピックアップしました。

何もかもうまくいかないように感じるときは

I grew strong by swimming upstream against the current.
（私は流れに逆らって泳ぐことで強くなったの）

In order to be irreplaceable one must always be different.
（かけがえのない人間になるには、常に他人と違っていなくちゃ）

人と違うことを恐れず、周りから非難されることにも負けず、輝き続けたシャネルがたどり着いた「成功の秘訣」ともいえる名言です。創業時シャネルの服は、それまでの息苦しく動きにくい女性のファッションとは大きくかけ離れていたため、嫌悪感を示す人もいたそうです。それでも、「古い価値観にとらわれない女性像」というブランドポリシーを曲げず、女性が生活をしやすい服、仕事をしやすい服を作ることをやめなかったシャネル。人の言うことに惑わされず、自分の価値観を貫いたからこそ、「ファッション界の革命家」として今でも憧れられるのでしょう。

お金がほしい、贅沢がしたい…そんな思いで苦しくなったら

Luxury must be comfortable, otherwise it is not luxury.
（贅沢とは、居心地がよくなることです。そうでなければ、贅沢ではありません）

luxury lies not in richness and ornateness but in the absence of vulgarity.
（贅沢とは、お金を持っていることや、けばけばしく飾り立てることではなく、下品でないことをいうのです）

どうしても華やかで高価なものを身にまとっていた印象が強いシャネルですが、決してお金を一番に考えていたわけではありませんでした。お金よりも、居心地がいいこと、エレガントであることを徹底的に追究していたのです。本当の贅沢とは何なのかということを考えに考え、ブランドを展開していったことが、多くの女性たちの支持を集めたのですね。

年齢を重ねることがこわくなったときは

Nature gives you the face you have at twenty;
（20歳の顔は自然の贈り物）
it is up to you to merit the face you have at fifty.
（50歳の顔はあなたの功績）

いつまでも若々しくありたいと思うのは素晴らしいことですが、年齢を重ねることを恐れすぎるのも考えものです。女性が社会で活躍するのが難しい時代に自分を貫いたシャネルだからこそ、年齢さえも美しさの一部だという真理が見えたのかもしれません。少し厳しい名言ですが、「自分の顏に責任を持つことができる」ということは、希望でもあるのです。