英語圏への海外移住や長期の海外旅行前に、日本でうけておきたい予防接種。狂犬病編。

移住、留学、長期の海外旅行など、ある程度の期間外国で生活するのであれば、日本でできる予防接種は受けてから出発するのが賢明です。滞在国がいわゆる途上国ではなくても、なにかあってから病院で治療したり、対処するのは、費用と時間どちらの面でもとても大変!

それに、厚生労働省検疫所(FORTH)では、だいたい1ヶ月以上の滞在をする場合を長期としています。行く地域によっては、短期間であっても予防接種を受ける必要がありますから、事前の調査はしっかりしましょうね。無事に帰国をするのも大人のつとめです。

ALLYでは、英語圏への移住や留学のための渡航と仮定して、知っておいたほうがよいと考える予防接種をご紹介していきます。今回は、狂犬病です。手間がかかる予防接種のようですから、行動範囲が広い方は、かなり前もって検討してみたほうがよさそうです。

海外移住の前に検討しておくべき予防接種『狂犬病』

狂犬病の怖さは、発病すれば死亡率ほぼ100%という死亡率の高さです。犬に限ったことではなく、海外では、キツネ、アライグマ、コウモリなど様々な動物に咬まれることによって感染の可能性があります。都市部で生活していればある程度リスクは減りますが、海外移住をして長期滞在となると行動範囲も広がるので、安心とは言えません。

旅行であっても動物と直接接触するアクティビティを計画していたり、滞在地域から奥地・秘境などへ足を延ばして観光するといった計画があるのなら、ぜひ日本を発つ前に接種しておいた方がいいワクチンです。

記事公開時、医療機関が公開している情報を調べた限りでは、狂犬病ワクチンは4週間隔で2回接種し、さらに6か月から12か月後に3回目を接種とあります。ワクチンを接種していても、実際に動物に咬まれてしまったら、さらにワクチン接種が必要とのこと。

少し手間がかかる予防接種ですが、海外での移住生活を安全にすごすためにも検討をしておくにこしたことはありません。また、直前すぎて間に合わない、ということにもなりがちな予防接種ですから、気を付けましょう。

そして、万が一の有事の際には絶対に病院で診断・治療を受けてくださいね。

予防接種の情報について

海外渡航に際しての予防接種は、自分自身を感染症から守ると同時に、周囲の人への二次感染を防ぐ意味でも大切です。まずはそれぞれの予防接種について理解を深めることから始めてみましょう。

厚生労働省検疫所FORTHhttp://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html)や、公益財団法人日本検疫衛生協会http://www.kenekieisei.or.jp/chart.html)ではウェブ上で、海外渡航の予定がある人に向けて、地域ごとに推奨される予防接種のチャートを公開しています。

英語力アップを目標に、米、西ヨーロッパ、オセアニアなどの英語圏への留学や長期滞在を計画している方は、渡航前にワクチンを確認してみてください。

 

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